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ヤマト

ヤマト

中学生の息子と「スペースバトルシップ ヤマト」を見に行ってきた。
ネタばれはしないと思うが、微細なネタばれも嫌という方は、読まないでいただきたい。
日本がはじめて作る本格エンターテイメントSFという宣伝文句を鵜呑みにして、期待しながら見た。

スゴイ、やっと日本もこんなSF映画を作れるようになったか。
でも、世界の壁はまだまだ厚いなあ。

と、言うのが感想。

私のように小学生の時「宇宙戦艦ヤマト」を見て、ヤマトフィーバーも体験している世代としては、今回の映画は特別な感情を持たずに見ることが出来ない映画だろう。

キャストはこれでいい。そっくりさんの物真似大会を見たいわけじゃないから、配役はとてもいいと思う。
キムタクの古代進、いいじゃないですか、新解釈と思えば。
恐れていたのは、デスラー以下ガミラスの敵役をどう映像化するのか、という問題なのだが、見てなるほどと、思った。非常に上手いやり方をしている。「ヤマトの諸君」も聞けたし。顔を青く塗った役者が出てきたりすることは無いので、安心した。
もし、それをやったら本格SFがお正月のかくし芸大会に堕ちてしまう。でも後半のデスラーは無いよな。


日本SF映画界良くやったと思う。がんばったよ。拍手する。でも、言わせて欲しい。少しだけ。

どうしてもぬぐえない4畳半くささ
ヤマトの艦内描写がどうしても地上としか感じられないのだ。本当は14万8千光年を旅する宇宙空間にいるはずなのに宇宙を航行している船内という感じが、全くしない。
それは、製作コストの問題ではないと思う。CGなど無いはるか昔に作られた「2001年宇宙の旅」や「エイリアン」や「スタートレック」などの艦内はしっかり宇宙を感じさせてくれたし、セットが本当に本物に見えた。
今回のヤマトでは手間とお金をかけた割には、どの艦内セットも地上臭くセットですと言う主張が強くてとても宇宙を航行している艦内には見えなかった。細部にこだわるあまり大きな視点での処理が下手すぎるのではないか。
もっと手を抜いていいから、照明やアングルに神経を使えばもう少し本物らしく見えるはずだ。
SFに本物なんて無いのだから、観客に本物らしく見えれば本物なのだ。
その意味でも今回の「ヤマト」は失敗している。
必要最低限の無重力表現ぐらいは入れても良かったはずだ。

CGに頼りすぎ。
もう、どんなすごい映像もCGには驚かなくなってしまったので、見せ場にCGてんこ盛りでは少々飽きてくる。
どう見てもエイリアン、やスターシップトルーパーズのバグにしか見えないガミラスも考え物だぞ。
映画人ならもうちょっと工夫しようよ。予算が無ければ頭を使って新しいものを作る気概を見せて欲しい。

人間ドラマを描くために山崎貴監督を起用したらしいが、SF心が無い人間にヤマトの人間ドラマは描けないでしょう。ヤマトの人間模様は上滑りして全く入り込めなかった。
かえすがえすも樋口真嗣監督が起用されなかったのは残念でならない。

ワープシーンで森雪のヌードシーンが無い。
これはお約束なのに、無くしちゃ駄目でしょ。

ラストのアナライザーは要らなかった。
最初はものすごくファン心をくすぐる、アナライザーの表現の仕方だったのに、声だけでいいじゃないですか山崎監督!最後にあれではねぇ。残念。

佐々木功が歌わない
佐々木功が歌わないヤマトなんてヤマトじゃねーですよ。
エンドクレジットで俺は心の中で歌ってましたよ「あの娘が振っていたー真っ赤なスカーフー」
これ、もし冗談で無く本当にエンドクレジットに流れたら、大感動して泣いてたと思いますよ。
歌や音楽が観客に働きかける力ってものすごく強いですから。
ヤマト発進のシーンにも歌を入れて欲しかったなあ。もちろん佐々木功で。日本限定でいいから。

以上、やっぱりダメ出ししてしまいました。

死ぬまでに手放しで絶賛できるような日本SF映画を見せてくれー
これじゃ、まだまだハリウッドに勝てない。

ネタ的にはとっくに勝ってるんだからあとちょっとなのに!!


一番、良かったのが予告編だったなんて。やっぱアニメの音楽使うべきですよ!!

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エル・コラソン

Author:エル・コラソン
高度経済成長期に子供時代を過ごす。SFと哲学が好きな変な子供だった。今もあんまり変わってない。大学卒業と同時にバブルに浮かれる日本を後にして海外で暮らす。父の死で帰国。外から日本を眺めて嘘に気付く。本当のことが知りたい。 社会、経済、歴史、宗教 あまりに嘘と虚構が多くて我慢できない。それがどんなにひどくても真実を知りたい。愚者の楽園に住みたくは無い。

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