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悪魔に魂を売った男 スタンリーキューブリック

久しぶりに「2001年宇宙の旅」を見直してみた。
メイキングやインタビュー・特典映像がたくさん付いているDVDを探して、買いなおしてしまった。メイキングやイメージボードを見て確信したことがある。これは1965年に作るには不可能な映像ばかりだということである。あの映画が今から45年前に全て物理特撮で撮られた映像であるというが今見直しても信じられないし、CG無しにこの映像を撮ったというのは正気ではない。アポロの月着陸が1969年7月で、この映画の公開(1968年)の翌年である。

今見てもすさまじい映像品位なのだ。別に大掛かりな特撮やよく出来たセット、撮影の工夫などとかだったら、あの映画以前にもたくさんの大作映画があっただろう。映画技術では無く映像の本物感がただごとではないのだ。

例えばその後、リドリースコットが「エイリアン」や「ブレードランナー」で描いた未来像やスピルバーグの未来世界で、どうしても越えられない壁がその当時のテクノロジーの限界が画面に出てしまっていることなのだ。例えばば未来世界なのにいまだにブラウン管モニターだったり、とか。これは不可避なことだと思うのだが、その視点で見ても「2001年宇宙の旅」は極力そうゆうモノを感じさせない気配りというか緊張感が画面の隅々まで張り詰めていて驚愕の映像になっている。

多分、撮影セットはブラウン管モニターなんだろうが、四隅がシャープでフラットな画面として表現されているし、一瞬写るボーマン船長の脇に置かれているipad状のモニターに写る衛星通信動画とか、今見ても未来を感じさせる画面になっていて、45年経ち2001年をとうに過ぎたのに古臭くなっていない。これはいったいどうゆうことなんだ。
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Author:エル・コラソン
高度経済成長期に子供時代を過ごす。SFと哲学が好きな変な子供だった。今もあんまり変わってない。大学卒業と同時にバブルに浮かれる日本を後にして海外で暮らす。父の死で帰国。外から日本を眺めて嘘に気付く。本当のことが知りたい。 社会、経済、歴史、宗教 あまりに嘘と虚構が多くて我慢できない。それがどんなにひどくても真実を知りたい。愚者の楽園に住みたくは無い。

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